第1回 セル看護推進研究会を終えて
セル看護推進研究会 会長 須藤 久美子
2019年4月、飯塚病院内にセル看護推進研究会を立ち上げました。
【目的】
1)飯塚病院のセル看護の継続的な定着
2)セル看護を全国へ広報・普及する。
【活動内容】
1)飯塚病院セル看護の監査
2)セル看護の研究活動および研究発表会開催
活動内容の一つとして9月21日(土)に第1回セル看護推進研究会を飯塚病院にて開催しました。
案内チラシはこちらからご覧いただけます。
おかげ様で大勢の方々にご参加いただき心より感謝申し上げます。
当初予定していた参加人数をあっという間に超えてしまい、多くの病院にお断りの連絡を差し上げることになりました。ご迷惑をおかけしたと反省するところです。
また、あいにく台風15号が直撃し、沖縄や北海道など遠くからご参加いただいた方々にはご心配をおかけしたと思っています。
幸い皆さまの無事が確認され安堵したところでした。応募総数50施設215名、参加数は42施設138名でした。
飯塚病院からセル看護提供方式®とは何かと導入時苦労した部分を発表させていただきました。
また、ケアミックス型病院(99床)の医療法人博愛会頴田病院からはセル看護の活動内容を発表していただき、病院の規模やスタイルに関係なくセル看護導入が可能だという事を皆様と共有できたと思っています。
トピックスとして中国の武漢アジア心臓病病院からセル看護導入について発表していただきました。
ここは、セル看護に強い興味を示され2度飯塚病院に研修に来られ実現されました。
発表終了後に飯塚病院の見学を企画しました。
大勢の方の見学になり満足いかない点も多々あったと思いますが、多くの質問が活発になされ案内した師長達も戸惑ったようでした。
しかし、森山看護部長はじめ案内役の師長や進行をお手伝いしたスタッフ達が活き活きと対応している姿を見て、うれしくもあり頼もしく思いました。
飯塚病院にとりましても大きな刺激と収穫になりました。
また、前夜に近くのホテルにて懇親会を開催しました。60名の方々にご参加いただき、初対面の方々も多かったのですが、セル看護という共通言語の中で和やかに懇談することができました。正直、セル看護を熱く語る方が多いことに私自身驚いてしまいました。
最後になりますが、多くの看護職の方々にセル看護推進研究会にご参加いただき、患者やスタッフ・病院にとっての価値の最大化を目指し、ともに明るい未来へと歩みを進めていきたいと希望しています。
E-mail:aihkango@aih-net.com